色々なティラミスって、なんのこと？
ティラミスといえば、エスプレッソ味のあれですよね。
そうなのですが、ティラミスのあの寛容な味は、フランボワーズや抹茶とも相性抜群でして、色々アレンジが利くのですよ。その基本となるティラミスのレシピをご紹介したく……。
ここでは６～８人分のグラタン皿が一杯になる分量を紹介しています。小食な方であれば８～10人分となる量ですので、分量を調整してくださいね。
とっても簡単にできますが、冷やす＆均す時間が６～8時間は必要なことを忘れずに。
余ったティラミスは、冷凍するとアイスクリーム風になり、これも美味なり。
ティラミスの基本形
・材料
卵3個
砂糖30g+40g
マスカルポーネ 250g
生クリーム100ｇ
バニラビーンズ（もしくはバニラエキストラ）
市販のフィンガービスケット (Biscuit à la cuillère)
・作り方
① 卵黄３個と砂糖30gを湯煎に掛けながら、ハンドミキサーでふわふわにまで混ぜる。
②マスカルポーネ 250gと生クリーム100ｇを合わせ、ホイップクリーム状になるまで混ぜます。バニラ・ビーンズもここに加えます。
③大さじ１の水と砂糖40gを火に掛け溶かします（118度を目指します）
卵白３つ分を泡立て、角が立ってきたら、この熱いシロップを少しずつ加えながらしっかりと泡立てる。（卵を温めて雑菌を殺すためにこのように「イタリアン・メレンゲ」を作っていますが、生食で問題ない卵でしたら、シロップではなく、卵白に砂糖を加えて泡立てるのでもOKです）
①と②を泡をつぶさないように混ぜ、さらに③を合わせます。
これでティラミスのクリームが出来ました。
フランボワーズのティラミスにするのであれば……
グラタン皿にフィンガービスケットを並べます。その上にフランボワーズ（冷凍ものであればなお良し！）を並べ、ティラミスのクリームを乗せます。この過程を、お手持ちのグラタン皿の形状に合わせ、２，3段繰り返し、冷蔵庫で寝かせます。
冷凍ものの場合は、溶ける過程で出たジュースがビスケットに染み込んでビスケットとクリームが馴染みやすくなりますし、冷凍フランボワーズがクリームを冷やしてくれるので、寝かせる時間が短くて済みます。
フレッシュなフランボワーズで作る場合は、一晩寝かせた方が良いでしょう。
仕上げに、フランボワーズをたっぷりトッピングします。
フランボワーズのほか、桃のティラミスも美味しいですし、ミックスベリーももちろんGood！
わが家では、大人はそれぞれラム酒を振りかけて頂きます。ぜひお試しを！
元祖ティラミスを作る場合は……
エスプレッソを200㏄ほど淹れます。そこにフィンガービスケットを軽く浸して、グラタン皿に並べ、その上にティラミスのクリームを広げます。この過程２，３段を繰り返します。
一晩冷蔵庫で冷やし馴染ませる。
仕上げに無糖のココアパウダーをたっぷりと振りかけます。こちらもお好きなリキュールを振りかけて召し上がってくださいね。
抹茶ティラミスにするときは……
上記のコーヒー味のティラミスと同じ要領で、ただ、エスプレッソを薄茶に変えて作ります。
仕上げは、もちろんココアの代わりに抹茶を振りかけてくださいませ。
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