超簡単なウィークエンド・シトロンをご紹介しましょう。
続きを読む: ウィークエンド・シトロン quatre-quarts du week-end au citron……なんて、最近の流行りに乗って、「Week-end citron」などと気取ってみましたが、ご紹介するレシピは、Lemon drizzle cake と呼ばれる英国生まれのケーキをベースに作りました。
英国のレシピはとかく簡単なので、わたしは大好き。お味の方もリッチなものはリッチに、甘いものはしっかり甘く、とメリハリあってホームベイキングに向いていると思います。
このケーキも、「ほんのりレモンの香りが漂う……」というお品のよいものではなく、しっかりレモンの味がして、たぶん多くの方は新鮮に感じられるはず。
ベイクドチーズケーキのような爽やか&どっしり系でして、紅茶にもコーヒーにもよく合います。
またこのはっきりした味のせいか、プレーンなパウンドケーキにはあまり反応しない子どもたちにも大好評なので、おやつにもいいと思います。
ものすごい勢いで売り込んでいますが、本当にこれはイチ押しレシピなのです。なんとしても作っていただきたくて。元々簡単なレシピなのですが玉子一つで作れるようにレシピを書きました。
この分量でしたらオーブントースターでも焼けるかもしれません。(フランスにはオーブントースターというものがないので試すことができないのですが、もし試して下さる方がいらしたら、結果をお知らせくださいませ)
半日~一日おいてからの方がレモンの風味が均一に落ち着きます。
レモンケーキ (直径15㎝の丸型)
オーブン予熱 175℃に温める(←大切!)
・材料
(ケーキ)
バター(マーガリンでもOK!) 100g
砂糖50g
塩一つまみ
玉子1個
薄力粉 100g
ベーキングパウダー 小さじ半分
(アイシング)
レモン1つ
砂糖50g(あれば粉砂糖)
バター(わたしは有塩demi-selが好きです)と砂糖を擦り混ぜます。(バターが堅いときは、予熱炊きしているオーブンに入れて少し温めて扱いやすいようにしたらいいと思います。)
白っぽくなったら、玉子を割り入れ、よく混ぜ合わせ、そこに薄力粉とベーキングパウダー、塩一つまみを加えて、さっくりと混ぜ合わせます。
型に入れて、予熱炊きできたオーブンにて狐色になるまで焼きます。
(本来ケーキは焼きすぎるとパサパサになるので、頃合いをみてオーブンから出すことが大切ですが、このケーキの場合は、あとでアイシングシロップをたっぷりと掛けるので、そんなに神経質になることはありません。)
ケーキを焼いている間に、レモンを絞り、砂糖50gを加えてよく混ぜてレモンシロップを作ります。アイシング風にしたい場合は、粉砂糖にされたらいいでしょう。
ケーキが焼きあがったら、粗熱を取り、表面をフォークや竹串で刺して穴をたくさんあけます。 そこに、レモンシロップを染み込ませるようにかけまわします。
本格的にアイシングでデコレーションしたい場合は、レモンシロップを分量から小さじ2~3杯分をとりわけ、白くとろっとなるまで粉砂糖を加えます。どのくらいの量か、正確に計ったことがないのですがコップ半分以上の粉砂糖を投入することになるでしょう。
ケーキが完全に冷えたら(←ここも大切。熱が残っていると上手く固まりません)、このアイシングをとろっとかけて広げていきます。
ぜひお試しくださいね。
コメント