レモンタルト、フランス語だと tarte au citron はこちらでは定番スィーツですが、意外と好みの味に出会うことが少なくて。甘すぎる、パンチが足りない、クラストが柔らかすぎる、メレンゲが重い……などなど。
その点、自分で作れば、酸味も甘味も調節できますし、「フランス流タルト生地レシピ」のクラストは、簡単なのに(寝かせなくていいんですよ!)軽くて失敗しらずです。
いつもの簡単レシピよりは少しステップがありますが、是非トライしてみてくださいね。
材料・作り方
直径24cmのタルト型の分量
タルト生地は市販のサブレ生地でもよし!
でも、できればこちらをトライしてみてください。そして空(から)焼きします。空焼きすると、側面部分が崩れてくることがありますので、空焼き用のタルトストーン(古い豆でも代用できます)を側面部分に多めに広げると良いでしょう。
レモン・クリームの材料・作り方
・全卵3コ
・砂糖130g
・無塩バター100g塩ひとつまみ
小鍋に入れ弱火に掛けます。へらで隅々まで混ぜ、沸騰する手前のトロっとしてきたところで火から下ろす。
・ゼラチン200㏄分 (粉であれば1袋、板状であれば1枚)を水大サジ3杯でふやかし、レンジで溶かす。この液体を小鍋に加えよく混ぜる。
・好みで生クリームを大さじ2,3杯、小鍋に加える。
・レモン汁を130cc(レモン2~3個分)を小鍋に加えよく混ぜる。(レモン汁は最初から卵と一緒に加熱しても良いのですが、この方が酸化が少なくフレッシュな酸味を楽しめように感じます)
・クリームの粗熱が取れたら、焼き上がったタルトに流し込み、一晩冷蔵庫で冷やす。
ちょっとメンドクサイですが、出来上がったときの喜びが大きいので是非お試しくださいませ。