エクリール・オンライン・サロン、ÉOS エオスでは、3か月をひとつのタームとしています。第一期は4月から6月末まで。どのような講義なのか、各講師から説明してもらいましょう。
時間軸:名画で紐解くフランス史 by 森田けいこ
今期はパリで鑑賞できる絵画を通して、フランス史をたどるという講座を開きます。
一幅の絵は、画家の人生や時代の息吹までが閉じ込められた、タイムカプセルのようなもの。巨匠たちが描き遺したメッセージをひも解きながら、美術史とフランス史が交差する物語を、一緒に辿ってみませんか?
4月1日 (火) 聖アンナと聖母子|ルネサンス
レオナルド・ダ・ヴィンチ描いたモナ・リザの微笑と、同じ微笑みをたたえる女性が描かれた作品をご存知ですか?この微笑みは何を意味するのか、信仰と理性の時代から紐ときます。
5月13日(火) ガブリエル・デストレとその姉妹|マニエリズム
一度見たら忘れられない、入浴中の女性たちの指先の仕草は何を意味しているのかしら?凄惨な宗教戦争からブルボン朝成立までの、フランス王家の苦難の道を辿ります。
6月17日(火)ルイ14世の肖像|バロック
太陽王として君臨した王の頭上に、王冠がないのはなぜ?ヴェルサイユ宮殿を作り上げた絶対王政の象徴ルイ14世の肖像画に、フランス王国全盛期の栄華を偲びます。
空間軸:季節をめぐり庭を読み解く by遠藤浩子
ライフスタイルとしての庭、歴史としての庭、芸術としての庭。
庭は人と自然が対峙し、美と癒しが息づく場所。風と光と季節の移り変わりを映す木々や草花を愛でる楽しみは、歴史を通じて日々の暮らしの傍にあり、文学や美術といった創造活動にも着想を与えてきました。
フランスの美意識の結晶ともいえる、ヴェルサイユの広大かつ荘厳な庭園空間から、野菜やハーブを育てるポタジェ(菜園)まで、フランスの豊かな庭の世界をご案内いたします。
4月22日(火) ヴェルサイユ庭園の魅力
フレンチ・フォーマル・ガーデンの代表例であり、フランス王朝時代の美意識の結晶ともいえるヴェルサイユ宮殿の庭園。広大過ぎてとっつきにくいイメージがあるかもしれません。が、なぜこうした構成になったのか?なぜ整然とした形が好まれたのか?ヴェルサイユの魅力がさらに深く分かります。
5月20日(火) プティトリアノン庭園|マリー・アントワネットの愛した庭
王妃マリー・アントワネットの世界観を体現したプティトリアノン宮殿の庭園は、フランス18世紀の最新流行となったアングロ=シノワ様式の自然風の庭園です。ヴェルサイユ宮殿とはうって変わった花と緑の空間を支えた新たな時代の美意識を探ります。
6月3日(火) ライレローズ・バラ園|ロズレ(バラ園)発祥の地フランス
6月のフランスといえばバラの季節。ナポレオン皇妃ジョゼフィーヌはモダンローズの母として知られますが、19世紀にバラだけのための庭「ロズレ(バラ園)」が初めて創られたのも実はフランスでした。ライレローズのバラ園などを例に、バラをめぐるフランスの庭の物語を紐といていきましょう。
人間軸:3つのプリズムを通して見るマリー・アントワネット by ダコスタ吉村花子
あまりにも有名であまりにも毀誉褒貶(きよほうへん)に富んだ王妃マリー・アントワネット。
歴史上の人物としては知名度も人気もトップですが、果たして私たちはどれほど彼女の実像に触れているのでしょう。今回は3つに焦点を絞って彼女の世界に一歩足を踏み入れ、彼女の生きていた18世紀を覗いてみたいと思います。
もしかすると時も空間も隔たった王妃と私たちの間をつなぐ、意外な道があるかもしれません。
4月8日(火) 肖像画で追うマリー・アントワネットの生涯
幼少時代から最後の瞬間まで絵に描かれ続けた王妃。1回目では、数点に絞った肖像画を通して彼女の軌跡を辿ります。
5月6日(火) 華やかなりしマリー・アントワネットの食
華やかなりし時代の王妃。彼女はどんなものを食べていたのか、そもそも王妃の食とは?王妃と共に、爽やかな春、夏の一日を過ごしましょう。
6月10日(火) 人間としての目覚め:マリー・アントワネットとフェルセン伯爵の秘密書簡
革命の嵐に襲われ、人生の秋、冬を迎える王妃。未だ謎が多く残る2人の書簡を通して、一女性の目覚めをたどります。
※講師の都合により、日程が入れ替わることもあります。悪しからずご了承ください。
つぎのページでは、各講師のプロフィールをご紹介します。
