「千枚のクレープ」という意味のミル・クレープ。
ひんやりしていて、軽くって、オーブンも使わない、夏にぴったりのケーキです。
クレープといえばフランスですから、ミル・クレープもフランス生まれかと思いきや、なんと日本が発祥の地なんですって! 先日、フランス人の友達に作ってあげたら、「こんなケーキ、初めて。美味しい!」と大喜びされました。
日仏合作スィーツ、ミル・クレープ、作り方は至って簡単ですのでぜひトライしてくださいね。
材料・作り方
4~6人分(直径15㎝程度)
・小さめのクレープを6~8枚、
・通常サイズのを1枚 (クレープの作り方はこちらをご参照下さい)
小さめのクレープは、目玉焼き用の小さめのフライパン(直径14㎝)で焼きました。通常サイズは22㎝です。クレープは焼いたあと、しっかり冷やしてください。そうしないととホイップクリームが溶けてしまうのです。
・生クリーム 300ml(フランスのクリームは泡立ちにくいので、マスカルポーネチーズを100gと乳成分30%以上のクリーム crème liquide を200ml)
・砂糖 30g
・あればバニラ少々
……クリーム、ボウルも冷蔵庫でしっかり冷やして、固めのホイップクリームを作ります。
・季節の果物(桃や杏、3~5個、イチゴ、メロン、バナナ、フランボワーズ適量など)をスライスします。
このケーキは、出来上がってから動かすのは難しいので、サービングするお皿の上にて作業します。
小さめのクレープを皿に敷き、ホイップクリームを塗り、スライスした果物を散らばせます。
その上にまた小さめのクレープを重ね、クリームを塗り、という作業を繰り返します。
お好みの高さまで積み上げたら、最後は、大き目のクレープを被せます。
冷蔵庫でしっかり冷やして、サーブする前に粉砂糖を降らせます。
秋でしたらクレームマロンを薄く塗り、崩れたマロングラッセを散らしても美味しいと思います。
生クリームとチョコレートを温め、冷やしてからホイップした軽めのガナッシュで重ねてもおいしそう。頂くときに大人はラム酒を少し降ってもいいかも。
色々アレンジして楽しんでくださいませ。
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