季節のフルーツを使った、絶対失敗しない(保証します!)簡単ケーキをご紹介しましょう。
「ボウル一つでできるレシピ・シリーズ」なのに、プロ顔負けのおいしさだなんて、いいのかしら?
晩夏から晩秋にかけて、フランスでは果物天国となります。
夏の名残り、桃・プラム類も甘味を凝縮していますし、葡萄、いちじく、そして梨、林檎と続くのです。
今日はマルシェで綺麗な洋梨を見かけたので、それを使って、お得意のこのケーキを焼きましたが、洋梨の代わりに、林檎でも、缶詰のフルーツでも美味しくできますので、細かいところにはこだわらずにチャレンジしてみてくださいね。
(同じ生地のケーキです。左上から時計回りに:ミラベルとプルーン、桃と杏、野生の桃(Vigne de peche)、ルバーブ)
材料・作り方
6~8人分、直径24センチのタルト型の分量です。
準備:
オーブンを180℃に温めます。
洋ナシ2コ……堅めのものを8つ切りのくし形にします。
バター(なければマーガリンでも)125グラム
室温に戻して、でももし忘れてしまったのでしたら、バターをボウルに入れて、予熱炊きしているオーブンに5分ほど入れて溶かすとよいでしょう。
白砂糖、125グラム
塩、ひとつまみ
全卵2コ
アーモンドプードル、100g
薄力粉、100g
アーモンド・プードルと薄力粉を合わせて200g、という目安で考えてください。アーモンドが苦手であれば薄力粉の量を増やし、もしグルテン・フリーにされたいのでしたら、全部アーモンド・プードルでも美味しくできます。
バター、白砂糖、塩をよく混ぜ合わせます。電動ミキサーを使う必要はないけれど、うっすら白っぽくなるまで混ぜてください。そこに卵を加え均一になるように混ぜます。
ここにアーモンドプードルと薄力粉を加え、さっくりと混ぜ合わせます。
この生地をタルト皿に広げ(クッキングペーパーを敷いておくとお皿に移すときに楽です)、洋ナシのくし切りを並べます。
仕上げに、茶粗糖(フランスではCassonade ←リンク画像で確認してください)をたっぷり振ってください。これ、キーです。美味しいメロンパンのようにケーキ部分がカリカリっとコーティングされます。
これをオーブンで40~60分くらいかしら、こんがり色に焼けたら出来上がりです。
是非お試しくださいませ!
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