前回書いたように、ベルサイユのサロンでは、アールドヴィーブルをテーマに、皆さんとの語らいを楽しんでいます。
アールドヴィーヴルというと、ちょっと素敵すぎて照れちゃいますね。
もっと普段使いの言葉でいうと、
「毎日の暮らしを少しでもより良いものしたい」
皆さんもそうではありませんか?
そのためにはどうしたらいいのか。
素敵なお皿を揃える?
もっとドレッシーな服を着る?
凝った料理を作る?
フラワーアレンジメントや装飾を欠かさない?
ものが溢れている今の世の中では、できないことではないでしょう。
でも、ものを集めただけでは、料理の腕を上げるだけでは、暮らしは良いものにならないですよね。
アールドヴィーヴルは、形のないものも大切です。
たとえば、
場にあった会話ができる。
エレガントな立ち居振る舞いができる。
家庭を円滑に切り盛りする。
子供に合った子育てをする。
仕事のストレスと上手に付き合う。
忙しい毎日だけど、正しい取捨選択をして、健全で実りの多い24時間を過ごす。
読書や映画・音楽鑑賞の時間を持ち、良い作品を楽しむ。
こちらも、情報過多の時代ですから、どうしたらいいのかと検索すれば、たくさんの導きを得られるでしょう。では、どれを読み/視聴してフォローしたらいいのか。
どうやら大切なのは、わたしたちの選択する力にかかっているようですよ。
無駄バナシ 選択肢の多さといえば、スーパーの商品棚を前にクラクラすることがありませんか? わたしはそうです。 フランスはヨーグルトひとつとっても、クラシックなものから、クリーミーにしたもの、低脂肪があって、フルーツ味も各種あって、そのフルーツ味も、混ぜこんだタイプと、フルーツ・ピュレがヨーグルトと層の状態になっているものと切りはなく、その上、フロマージュブランとギリシア風があったりして、価格も高級から低コスト版など幅があります。 そういう時、皆さんはどういう基準で選びますか?
センスのよい選択をしたい
ものを選ぶときに、どういう基準で選びますか?
自分が好きだから選ぶ?
便利そうだから選ぶ?
人気があるものから選ぶ?
安いから選ぶ?
有名ブランドのものを選ぶ?
信頼できるソースの情報から選ぶ?
わたしの周りにいるアールドヴィーヴルの達人たちを見ていると、
①自分をよく知っている、②選択する対象(花であったり、調度品であったり)に対する基礎知識を持っている、ということがあります。
この両方をクリアしている方は、センスのよい選択ができるのだと思うのです。
ではまず、①の「自分をよく知っている」について語り合いましょう。
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