鶏のマレンゴ風 Poulet Marengo

主菜 les plats

フランス在住マダムが伝授する、簡単フランス家庭料理、今回は、手に入りやすい材料で作る鶏料理。なんと皇帝ナポレオンが発明した一品だとか?!

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鶏のマレンゴ風、Poulet Marengo フランス風に発音すると「マランゴ」の方が近いかな。ナポレオンが南イタリアのマレンゴ村付近でオーストリア軍に勝利したことを記念して作らしたといわれています。縁起良さそうな一品ではありませんか? 事前に準備できるのでおもてなしにもGood! コクがあるけど白ワインの酸味のおかげでしつこさはなく。是非お試しくださいませ。

材料・作り方

材料 6人分

・丸鶏もしくは皮付き腿肉を1キロほど (丸鶏は切り分け、ガラは取っておく)
・トマト4~6コ、もしくはトマト缶400ml
・ニンニク1片
・玉ねぎ1/2コ
・白ワイン 1カップ
・オリーブもしくサラダ油少々
・オリーブ 1/2カップ
・マッシュルーム 200g
・あればローリエ、ローズマリー、タイム、セロリなどの香草 少々
・塩コショウ

  1. 大きなフライパンに油を薄く引き(テフロンなら不要)、鶏肉を皮を下にして敷き、中火でゆっくりと火を通します。鶏の脂が飛ぶので、気を付けて。皮がきつね色になったら取り出します。上部がピン色のままでOKです。
  2. 脂が残ってまま同じフライパンで、ぶつ切りにした鶏ガラを焼き付けます。油跳ねするので蓋をしてもよいでしょう。
  3. 別の煮込み用のお鍋に、フライパンの脂を少し取り、ニンニクと玉ねぎをみじん切りにしたものを軽く炒めたら、焼き付けた鶏ガラ、香草を加え、水を2カップほど加えて1時間ほど煮てブイヨンを取ります。ガラをへらで押して崩れやすくなったら、火を止め、骨を取り出します。
    骨がない肉を使う場合は、鶏肉を焼いたあとのフライパンに水を2カップ弱入れ、脂や肉汁をこそげ落とし、粉末ブイヨンを加えてブイヨンを作ります。
  4. ブイヨンに、トマトのぶつ切り(皮ごと入れて、火が通ってきたら皮がはがれてくるので取り除く)もしくはトマト缶を入れ、少し煮詰めます。
  5. 先ほど片面だけ焼いた鶏肉を鍋に入れ、白ワインも加えて軽く煮ます。
  6. オリーブを加えます。軽く煮てから塩加減を見てくださいね。
  7. サーブする直前に、マッシュルームをざく切りにし、別のフライパンで、オリーブ油少々で炒め加えます。(めんどうであれば、お肉を入れるときに入れてしまってもいいと思います)

ボリュームが欲しいときは、ポーチドエッグもしくは目玉焼きを用意して、各人のお皿にチキンを盛り、その上に乗せて頂きます。とろける黄味とトマトの酸味が調和して、これも美味。

付け合わせは、マカロニでも白いご飯でも合います。
どうぞお試しあれ!

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