フレンチ・オニオンタルト

前菜 les entrées

前菜のレパートリーが少ないわたし、困ったときには、この四季通して存在する玉ねぎさんに頼ります。
このタルトをキライだ、といった人はかつていなく、子どもにも大人気。また気難しい義父も、普段は「玉ねぎは高貴な野菜ではない」と言いたげに玉ねぎを避けて通っているのに、このタルトには「おぬしやるな」と唸っていたとかいないとか。
簡単ですので、ぜひお試しを。
作り方、行きます!

材料・作り方

パイ生地にチーズを散らばせ、飴色オニオンを並べて焼くだけ、という作り方なのですが、もう少し丁寧に行きましょうか。

・オーブンを200°にしっかり予熱炊きします。

パイシート1枚
※フランスのパイシート pâte feuilletée は直径28~30㎝です。日本では長方形だったり、大きさも異なるでしょうから、適宜分量を調整してくださいね。

チーズ:クリームチーズでもカマンベールでも良し。ピザ用チーズの場合は、パラパラと、パイシートが見える程度に散らばらせ、生クリームを、やはりパラパラと、大きな水玉模様になる感じで落としてください。また、生クリームにパルメザンを混ぜたものを薄く広げても美味しいです。

玉ねぎは大きいもの一つで作りました。火を通すと量がかなり減りますが、濃縮しているだけなので、このくらいの分量で良いと思います。多すぎると、玉ねぎのような球根モノは強いので消化不良になる方もいるかもしれません。

分量としてはこんな感じで。



ところで、玉ねぎスライスしてバターで弱火でじっくり、という飴色玉ねぎ。これ時間かかりますよね。わたしは途中でお砂糖を小さじ一杯程度、塩も一つまみ加えます。するとキャラメリゼも加速され、美味しさも倍増します。

鉄鍋でじっくり。紫玉ねぎの方が糖分が多いとか。

あとはオーブンに入れて焼くだけです。パイ生地は、予熱がしっかりできていないと、パフパフっと膨らみませんのでご留意あれ。焼き時間は15分くらいでしょうか。焼き色を見ながら様子を見てください。

焼きたてが一番ですが、冷めてしまった場合は、オーブントースターで少し温め直すとGood!
是非お試しくださいませ。

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