クルジェットのテリーヌ Terrine aux courgettes

前菜 les entrées


クルジェットとは、フランス語でズッキーニのことです。日本ではズッキーニで通っているのだから、ズッキーニでもいいのですが、クルジェットという方が涼しげかなぁ、と思いまして。

目にも涼しく、おもてなしにもピッタリ冷製料理、もちろん簡単レシピです!

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このお料理は、よそ行き料理に見えますが、その実はフランス版茶碗蒸しのようなものです。
お出汁の代わりに牛乳で卵を薄め、三つ葉の代わりにパセリやエストラゴンなどをあしらって、という。なので「フランス料理」ですが、そんなに構える必要はありません。お気楽にトライしてください。エストラゴンもなければ構いません。細かいことは気にせずとにかく作りましょう。

いつもとちょっと違うお料理があるだけで、自分も、家族も、気分が明るくなるもの。
夏バテ防止にも打ってつけの一品ですし、どうぞお試しくださいませ。

材料・作り方

小ぶりなクルジェット2本ほど薄切りに。
エシャロット(なければ玉ねぎでOK!)のみじん切りを大匙一杯分くらい。
にんにくのスライスを2枚ほど。

これらを大匙一のオリーブオイルで軽く火を通します。焦げ目つかない程度に、塩コショウも少し。

ボウルに玉子2つと、パルメザンチーズの粉を大匙3くらい、牛乳も大匙3、4杯程度、パセリやエストラゴンのみじん切りを大匙1を加え混ぜます。ここに粗熱取れたクルジェットを加え軽く混ぜます。

≪小さなアドバイス≫ お使いになる型に、8分目まで水を注ぎ、その水をボウルに移します。その時の水の位置を覚えておいてください。ボウルに、卵液とクルジェットを入れたときに、もし、先ほどの水のラインまで達していなければ、牛乳をもう少し加えるなり、卵をひとつ増やすなりして調整してください。テリーヌはある程度の高さがあった方が見栄えがいいものです。

テリーヌ型、なければ、小さめのパウンド型でも、ココットに分けていれてもOK。わたしは、フォアグラ用の小さなテリーヌ型を使っています。下の写真。バナナと比較すると大きさがお分かりになるかな?)
クッキングペーパーを敷くと取り出すときに楽です。

予熱炊きした180℃のオーブンにて、湯煎(右下の写真)にて加熱します。
具が多く卵液の量が少ないので、すが立ってもあまり気になりませんが、20分過ぎたあたりから、時折チェックしてみてください。
オーブンの代わりに蒸し器で調理でももちろんOKです。大きさに依りますが3~40分ほどでしょう。

冷やしてから型から取り出し、スライスしてください。あればミントの葉を散らすと、涼しさアップします。これとガーリックトーストを添えたら、軽い食事代わりにもなります。

よく冷えた白ワインとご一緒にどうぞ。

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