フランス在住マダムが伝授する、簡単フランス家庭料理、ポワロ葱のヴィネグレットマリネをご紹介します。初めて頂いたときは、葱をこのように冷製仕立てにするという発想に「へぇー!」と感心したものでした。葱の甘さとヴィネグレットの酸味が合うのですよ。
日本の太目の長ネギで十分に代用できます。とっても簡単ですので、是非お試しくださいね。
材料・作り方
材料 4~6人分
ポワロ葱、もしくは太目の長ネギ 2本
オリーブ油、お酢、塩少々
作り方
葱を10センチ弱にぶつ切りにします。柔らかい青い部分も使いましょう。
それを少な目の湯にて茹でます。すーっと串が通るようになればOK。
火の通りは意外と早く、5分、10分くらいです。
茹で上がったら、網で水切りして(ゆで汁はキープしておきましょう。それでお味噌汁を作ったり、ラーメンのスープに使ったりしています)、葱の粗熱取れたら、手で割きます。そのまま網に戻してしばし水切りしてください。
コップや空き瓶に、オリーブ油大さじ3、お酢大さじ一強、塩一つまみ、を混ぜてヴィネグレット・ソースを作ります。多めに作っておいても、別のときにサラダドレッシングとして使えますので、便利ですよ。油2:お酢1:塩一つまみの基本の割合です
ヴィネグレットの味を見て、塩を調整してください。マスタードを小さじ一くわえてもいいですし、ゆで卵のみじん切りを入れても美味しいですし、わたしはこのラズベリー醤油をたらりと加えるのが好みです。

茹で葱をスプーンの背などで軽く押し、水がしっかり切れていることを確認したら、ガラスの器に移し、ヴィネグレットをたっぷりかけ、軽く混ぜます。
それを冷蔵庫で半日以上寝かせたら出来上がりです。
サーブする前に味を見てください。葱とヴィネグレットが馴染むと、また微妙に味が変わるのです。この日は、酸味が弱く感じたので、ケイパーをパラリ、そして美味しいレモンがあったので添えてみしました。わたしは癖のないナッツを合わせるのが好きなので、胡桃を砕いたものもパラリと。ピスタチオなども合います。

是非お試しを!